ルビーレーザーの登場と課題

1996年、前ページで紹介した『選択的熱融解理論』を用いてハーバード大学のロックスアンダーソン教授の後輩にあたるM.グロースマン教授によって、ターゲットとなる周囲の健康な組織には、最小限の影響しか及ぼすことなく、皮膚組織の色素を選択的に破壊できるような「ルビーレーザー」を用いた脱毛機が発表されました。

今から約10年前に登場した、「ルビーレーザー」、これが世界初のレーザー脱毛機です。

しかし、この「ルビーレーザー」は、白人向けのものでした。「ルビーレーザー」は、メラニン色素が白人より多い、日本人を含む有色人種に対しては、皮膚に含まれるメラニン色素に過剰反応をし、皮膚に炎症を残してしまうという問題が浮き上がりました。