選択的光熱融解理論の登場

レーザーで毛根を破壊しようとすると、皮膚も傷つけてしまうという問題がありました。これを解決するには、毛だけを破壊して、皮膚は全く傷つけないような理想的なレーザーが必要でした。

そんな中、1983年に『Selective Photothermolysis(選択的光熱融解理論)』がハーバード大学皮膚科のロックスアンダーソン教授によって提唱されました。この理論は、「生体の中のある色素顆粒に対してのみレーザー光を吸収させ、熱を発するように、光のあるパラメータを最適化することによりレーザーで、その部位に対してのみ光熱融解を起こさせることが出来る」というものでした。

この選択的熱融解理論をもとに、皮膚を傷つけないで、毛根を破壊するようなレーザー機器の開発が進められました。